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第82回アカデミー賞 [芸術]

去年の中継があまりに楽しかったので、今年は相当楽しみにしてました。
そしてプロデューサーにアダム・シャンクマンが入ってたので
更に期待は高まったのですが。

ふたを開けてみると、ショーは意外とあっさりしてて、
歌や踊りの洪水、という期待は裏切られました。
踊りはすごかったけど、楽しくはなかったし、
司会もコメディアンのはずなのに笑えず。
アメリカに住んでたら笑えたのかもしれませんが、ちょっと拍子抜け。

楽しみにしてたレッドカーペットのドレスも、今年は結構地味?で
去年は素敵なドレスのメモを取りながら見たくらいなのに、こちらも拍子抜け。
ジュエリーは控えめというコメントも入りましたが、
せっかく年に一度の華やかな催しなのにちょっと残念。

今年は『ハート・ロッカー』に投票しようという風潮があったそうで、
賞が行ったのも、予想どおりなところに落ち着いたという感じなのでしょうか。

今年はテレビ向けじゃないだけなのか、世界同時不況だからか、
とにかく全てが地味だったので、トヨタがバカにされようとされまいと、
『ザ・コーヴ』が賞をもらおうと貰うまいと、期待外れという感じでした。

華やかどころか、もしかして本音丸出し?というところが
賞を楽しめない一因だったのかな、
とにかく今のアメリカを象徴するような結果なのでしょう。

よかったのは、やはり俳優たちでした。
日本語は「わたくしは、ここにいます」しか知らないと言ったクリストフ・ヴァルツ、
モニークとジェフ・ブリッジスのスピーチが印象に残りました。
そして、プレゼンターでアバターに扮したベン・スティラーが面白すぎた。
いきいきとしたベン・スティラーに対して、しっぽの死に具合が何ともいえず、
後からオスカーのことを思い出すと、その場面がまず思い出されます。

まあしかし私は、ジョージ・クルーニーが見られただけで中継を見た甲斐はありました。
今年もいい人ぶりを発揮してました。私もファンに交じってハイタッチしたかった!

紹介されてた作品の中では、『プレシャス』はずっと気になっていて観てみたいけど、
話がつらそうで観られないような気がするので
現実的には『第9地区』『シリアスマン』辺りが観てみたい。
マイレージ・マイライフ』はいわずがもな。
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