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『毛皮のマリー』 [芸術]

シアタードラマシティにて。
インフルエンザがはやっているので心配してたのですが、
中止になりませんでした。
マスクをかけた人だらけ。
入ったところに除菌ジェルが置いてありました。

お話は、親子愛の話。
とっつきにくいと思っていたのですが、観だすと普遍的なテーマで、
思ってたほど難解じゃなかった。
親はいつまで経っても子供のことが心配で、
できるだけ苦労させたくないし、まっすぐに育ってほしいと思ってる。
子どもはそれを疎ましく思うけれど、結局母は絶対的な存在だった。

麿赤児さんが素敵でした。
森の賢いふくろうみたいな雰囲気の俳優さんでした。
しなやかで力強くてすごい筋力なんだろうな、という動きでした。

美輪さんの美しい世界というよりは、寺山修二のお芝居といった感じ。
きれいで美しい、というより、贅の限りを尽くした悪趣味って感じ。
演者も男性ばかりで、男男してました。
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